[1]Mewの起動と終了
(1) モードについて
実際にMewを使う前に、次のことを憶えておいてください。
Mewは4つのモードがあります。
- Summaryモード
到着したメイルの一覧を表示して選択するモードです。
- Messageモード
メイルの内容を表示するモードです。
- Virtualモード
複数のフォルダから指定した条件に合致したメイルを取り出して、仮想的に1つの
フォルダにしたモードです。
- Draftモード
送信、返信、転送するメイルの草稿を作成するモードです。
(2) 起動
- SummaryモードでMewを起動する
最初にSummaryモードでMewを起動すると、+inboxフォルダにあるメイルの一覧が表示されます。
フォルダとは受け取ったメイルを保存するファイルやディレクトリを指します。
通常、新規に届いたメイルは"+inbox"というフォルダに取り込まれます。
また、フォルダは、自由に作成することができます。
届いたメイルを、内容別や送信元別などにフォルダを作成して、整理することができます。
Shellプロンプトから直接Mewを起動するには
> emacs -e mew [return]
とします。
また、すでにEmacsを起動している場合は、
M-x mew
とすることで Mewが起動します。
- DraftモードでMewを起動する
Shellプロンプトから直接Mewを起動するには
> emacs -e mew-send [return]
とします。
また、すでにEmacsを起動している場合は、
M-x mew-send
とすることで Mewが起動します。
(3) 終了
- MewとEmacsを一緒に終了する
C-x,C-c
とすることで、MewとEmacsが終了します。
- Mewだけを終了して、Emacsに戻る
カーソルがSummaryモードにある状態で
q
とするとMewだけが終了して、Emacsをエディタとして利用する状態になります。
SEE ALSO
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